せっかく勇気を出してカウンセリングにお申込いただいた方を悪化させてしまうことがないように、以下の通り4つのお約束をさせていただいております。
守秘義務を守ります
- カウンセリングを利用されていることや相談内容、また個人に関わる情報すべてを決して外部に漏らさないことをお約束します。
- 法的要求または法的手続によって個人情報を第三者へ開示する必要がある場合、生命に関わる場合、法律、法令に触れる場合は、クライエントの権利を最優先で考えた上で慎重に対応いたします。
- 公認心理師法第41条「秘密保持義務」に従い、最善の注意を払って個人情報を保護します。
不当な販売、金銭請求はいたしません
- 法外な金銭(公開している料金以外の金銭)を要求しないことをお約束します。
- クライエントの意志を尊重し、カウンセリングの継続、セミナーなどの受講、物品の購入を強要することはいたしません。
- カウンセリングの継続にセミナーの受講や物品の購入を必要とする等、抱き合わせ販売のような行為はいたしません。
- カウンセリング料金を多くいただくために、回数を増やしたり、期間を延ばしたりすることはいたしません。
徹底してクライエントの立場でカウンセリングを行います
- 根本的な改善を目指しますが、現在のつらさ、苦しさを軽視せず、まずそのつらさ、苦しさを解決できるアドバイスを行うことから始めます。
- カウンセラーの面子、頼られる存在でありたい、多くのクライエントがいることを誇りに思うといったカウンセラーの名誉欲等、カウンセラー側の利益のために、カウンセリングを長期化させることはいたしません。
- 症状、進捗に応じて、適切な段階で、適切な手法を慎重に選択してアドバイスを行うように努めます。
- 不用意な手法の適用が症状を悪化させる危険性を常に自覚して対応します。
- クライエントの能力を信じて過剰なアドバイスをせず、依存心がおこらないようにカウンセリングをおこないます。
- 改善後はカウンセラー無しでも日常に支障が起こらない状態を目指します。
- 問題を解決するために必要最低限のカウンセリングを最短期間でおこなうように努めます。
- 現在の家庭や職業を尊重するように配慮し、カウンセリングを優先させるように求めることはいたしません。
誠実な態度で対応します
- 身体的な接触はいたしません。
- 不当な請求でない限り、意見を真摯に受け止めて改善に努めます。
- 感情的になって怒鳴ったり、暴行をする等、恐怖を与えるような行動はいたしません。
- 一方的な指示、命令はいたしません。
- 事情を考慮せずカウンセリングを強要することはいたしません。逆に、経済状況等を配慮した上で、最善の方法がないかを一緒に考えます。
- 改善するのはあくまでもクライエント自身であって、カウンセラーのできることは小さいということを常に念頭に置き、おごり、慢心から崇拝させるような態度はとりません。
※カウンセリングは基本的にすべて受容する対応となりますが、カウンセリングの範疇を超えた行為の強要、人格否定、迷惑行為等、クライエントが法律に違反する行動を取った場合は警察への通報を検討します。