こんにちは、心理カウンセラーの西橋康介と申します。
あなたは今「人からどう見られているか、どう思われているか」を気にしすぎて人と接するたびに傷付き、悩み苦しんでいませんか?
- なかなか職場の人たちと打ち解けられず、そのことで仕事上差しさわりがある。職場の人が怖くて話掛けられない。また必要以上話せない。いつも職場で不安感がある。
- 人に気を遣って自分の意見を引っ込めてしまう。嫌われない自分を作って本当の自分を出せない。自分に自信が持てない。完璧を求めて疲れる。
- 他人の視線が気になって仕事に集中できない。自分の視線が迷惑だと思ってしまう。目のやりばに困ってしまう。
「こんな毎日はもう嫌だ!抜け出したい!」と頑張ってるはずなのに克服できない…
もしかすると、対人恐怖症は克服できないんじゃないかと諦めておられるかもしれません。
でも、実は根本的にやり方を変えて今と全く違う方向で頑張ることさえすれば、対人恐怖症は克服することができるのです。
こんなことを言うと、「そんな簡単に克服できるなんて言わないで。対人恐怖症のこのつらさがわかるの?」と怒られるかもしれませんが、ちゃんとわかった上で言っています。
なぜなら、私も中学3年から社会人5年目までの11年間、対人恐怖症で苦しんだ経験があるからです。
「こんなことを言ったら変に思われるんじゃないか」と考えすぎて何もしゃべれない。頑張って必死に考えてしゃべったら的外れ。上司から「お前おもんないねん。もうしゃべるな」と言われたり、人前で緊張し過ぎて顔真っ赤、手足ガクガクで笑われたりした経験もあります。
とくに高校時代は本当にひどくて、自動販売機でジュース1本買えない状態でした。
「ジュースを買おうとする仕草が変じゃないか」「財布がかっこ悪いと思われるんじゃないか」「西橋はあんなジュース飲むんやとバカにされるんじゃないか」といった考えに支配された結果、真夏で喉がカラカラだったのに自動販売機の前で止まることすらできなかったんですよね。
この当時の話をしても、誰も理解してくれません。よくカウンセラーにも理解してもらえないという話も聞きますので、対人恐怖症の感覚は経験者にしか理解できないものなんだなと改めて感じます。
「根本的にやり方を変える」って具体的に何をするのでしょうか?
これはカウンセリングでお話している中で、ご質問いただくことでもあります。
アインシュタインの名言に「その問題を生み出したのと同じ思考では、けっしてそれを解決できない」という言葉があるのをご存知でしょうか?
まさにこの名言の通り、悩んでいる状態の自分ではいくら頑張っても対人恐怖症を克服できません。
悩んでいる自分の中で必死に考えて調べて勉強して新しい方法を探したつもりでも、それは今の狭い狭い考えの延長線上のことに過ぎないからです。
- 自分を変えようと意を決して、無理やり接客のバイトをやってみたり、職場の同僚に自分から話しかけてみたりしたにもかかわらず、結局何も変わらないままだった。
- インターネットや本で【対人恐怖症】や【社交不安障害】といったキーワードを元に何時間も情報を集めて、自己催眠や自立訓練法等を試してみたのに効果が出なかった。
- 精神科や心療内科に通って、パキシルやルボックス等の薬を飲み続けたにもかかわらず治らなかった。
- 勇気を振り絞ってカウンセリングを受けてみたのに、カウンセラーに対人恐怖症の苦しみを理解してもらえず「誰もあなたのことをそんなに見てないから気にしないようにしましょう」と言われて何の役にも立たなかった。
根本的にやり方を変えるというのは、こういったこと以外のまったく別のこと、今までやらなかったことをやるということです。
それは小手先だけじゃなくあなたが思いつかない次元のこと。
例えば、絶対にやってはいけないと思っていることをあえてやるとか、頑張ることをやめるとか、自己中になってわざと迷惑かけまくるとか。
今の考えの延長線上にあることじゃなくて、考えの枠の外にあることをやるのです。
どういう感じか聞かれたら「闇の中を手探りで進んでいく感じ」といつも答えてますが、ほんとにその通りだと思ってます。
カウンセリングを受け初められた頃はたいてい「この人何言ってるの?」みたいな空気を感じます(笑)
それが回を重ねる毎に「西橋さんが言われてたことってこういう意味だったんですね」と言っていただけるようになって、そうなってきたらもう克服は目の前なんです。今までの狭い狭い考えから抜け出し始めた証拠ですから。
ここまでお伝えしたことが対人恐怖症克服の秘訣でもあり、これさえできれば克服できます。
でも、残念ながら今の自分の考えの外にあることをやるなんて一人ではできません。
何をすればいいかわからないし、何をすればいいかなんとなくわかったとしても具体的に何をすればいいかわからないから。
それを可能にできる手段がカウンセリングなのです。
間違った努力は今日で終わりにしましょう
私はただ単純に「今のままで人生を終わらせるのは嫌だ!」と苦しみを避けたい一心で、無理やり自分を追い込んで行動して対人恐怖症を克服することができました。
今振り返ると無駄な行動が多く、間違った努力を繰り返して苦しんでいたんだなと思います。
そして、そのことに気付いた時、「克服に取り組むときに事前にこのポイントを知っていればもっと早くに克服して人生を楽しめただろうな」と思いました。
もし、過去の私と同じように対人恐怖症やコミュニケーション、人間関係で悩んでいる方がいれば助けになれるのではないかと思ったのです。
力づくで自分を追い込むのも、間違った努力を繰り返すのにも大きなリスクがつきまといます。
それは、頑張っても克服に向かっていないと感じた時点で、自分を過剰に責めてしまうことです。
自分を責め続ける日々を繰り返すと対人恐怖症はどんどん悪化していきます。(一歩進んで二歩下がるようなイメージです)
頑張って頑張って、せっかく克服しようという気持ちがあるにもかかわらず、逆に悪化させてしまう。
そんな悪循環はもうやめにしましょう。しんどいだけです。
間違った克服法は「挫折」への最短ルートに他なりません。「やり方を変える」必要があるのです。
あなたに最適な克服方法を全力で考えます。
私と一緒に対人恐怖症を克服しましょう!