風俗依存症、痴漢や盗撮等の性犯罪を中心に、性依存症のカウンセリングをおこなっております。
性依存症は単純に性欲が強いだけと思われがちですが、根深い問題を抱えている人ばかり。
性的な行為に依存せずいられないほどの状態になっているのです。
だから、いくら頑張ってやめようと意識してもやめられません。
性依存症はカウンセリングで自分自身としっかり向き合い、性的な行為に依存しなくても大丈夫な状態になることによって克服できます。
性依存症とは?
性依存症は自分がした性的な行為で罪悪感や自己嫌悪を抱き、重大な問題が起こっているのに性衝動が止められない状態です。
性行為への依存が多いことからセックス依存症とも呼ばれ、浮気、不倫、風俗通い、売買春等の問題行動。異性と直接関係を持たないアダルト動画の閲覧や収集、自慰行為、盗撮や露出などの性犯罪も含まれます。
「性依存症(セックス依存症)」という言葉は、タイガーウッズの不倫スキャンダル発覚で広まりましたが、正式な病名ではありません。
世界保健機関(WHO)が定める「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」ICD-11では強迫的性行動症、「精神障害の診断と統計マニュアル」DSM-5ではパラフィリア障害群に分類されます。
性依存症は本人の問題意識が低い
自分で性依存症だと気付いてカウンセリングを受けに来られる方は少ないです。
何度も問題を起こした挙句、妻や彼女に「性依存症ではないか」と指摘されてカウンセリングを受けるケースがほとんど。
- 何度も風俗通いがバレて「次やったら離婚」と言われてしまった
- 出会い系サイトで不特定多数の女性とセックスしていたことが発覚
- 職場の女性と浮気していたのが妻にバレた
問題を起こしたときは「次は絶対にやらない」と誓うものの、時間の経過と共に「バレなきゃいい」といった考えが出てきてまたやってしまう。
自分が性依存症だと認められず、ただ意志を強く持つ、反省するといった表面的な対策しかやらないから同じ過ちを繰り返すことになるのです。
問題を自覚するためにカウンセリングが必要
性依存症の人は本当の問題と向き合えない状態になっています。だから、自分一人で解決したくてもできません。
カウンセリングを受けながら自分自身と向き合い、少しずつ問題を自覚できるようにしていくことが必要です。
自分の中で当たり前になっていること、他人と同じだと思っていること、周りのフォローで成り立っていること…
普段の生活習慣やコミュニケーションだけでなく、生まれ持った性質、生育歴を詳しく話してやっと気付ける問題もあります。
まずは自覚できなかった問題に気付くこと。そして、問題を解決していくことによって性依存症は克服へと向かうのです。
性依存症のカウンセリング実績
カウンセリングを担当させていただく公認心理師の西橋康介です。
性依存症のカウンセリングは痴漢や盗撮等の再犯防止から始まり、全般のご相談を受けるようになりました。性依存症で悩んでいる方は非常に多いです。
性依存症のカウンセリングだけで現在まで3000件以上の対応実績がありますので、心理学や脳科学に基づいた知識、改善した事例を元に具体的なアドバイスをおこなっております。
人間の三大欲求の一つである性欲に関する性依存症は厄介です。
それでも、カウンセリングに通い続けている人は改善されていますので、夫婦関係を破綻させたり借金を抱えたり、大きな問題を起こしてしまう前にご相談ください。
「性依存症を克服したい」という意思を持ってカウンセリングを受けていただければ、専門的なノウハウをもって克服へのサポートをいたします。
性依存症のカウンセリングでおこなうこと
性依存症を克服するためには、感情、思考、脳の働きの3つにアプローチする必要があります。
日々の生活で抑圧された感情(ストレス)が欲望として表出、性的な行為への依存を正当化する思考が働き、強い快感で脳が正常ではなくなってしまう。すべてが連動して性的な行為に依存せざるを得ない状態が作り出されているからです。
カウンセリングでは、以下のようなプログラムで性依存症を克服していきます。
- 性依存症になるメカニズムの解明
- ストレスの自覚と発散方法の確立
- 欲望をコントロールする力の向上
- 男女の違い、女性の気持ちを知ること等によるコミュニケーションの改善
- 抑圧された感情の解放
- 性依存症につながる問題のある習慣を改善
- 目標目的を持ち自発的な行動を増やしてセルフイメージを向上
どこに問題があるか、今何をすればいいかは人によって異なるため、しっかりとお話をお聴きした上でアドバイスいたします。
夫婦(カップル)でのカウンセリングも有効
性依存症で問題を起こしてしまうとパートナーとの関係が悪化します。
- お互いにどう接していいかわからなくなる
- 変に気を遣いすぎて今まで以上に言いたいことが言えなくなる
- 妻(彼女)は信用したくても信用できず不安に苛まれる
- 妻(彼女)にスキンシップ、セックスを拒絶される
それぞれが頑張ってもなかなか改善することができない。
話し合ったほうがいいとわかっていても避けてしまったり、感情的になって話し合いにならなかったりというケースは多いです。
カウンセリングではカウンセラーを介して話すので落ち着いて話し合うことができます。
また、同席して考えや思いを伝えあい、お互いの違いを知ることは、パートナーとの良好なコミュニケーションにつながります。
カウンセリング料金
60分 … 11,000円(税込)
90分 … 14,300円(税込)※対面のみ選択可
■カウンセリングは対面だけでなく電話、Skype、Zoomでの対応も可能です。
■次の予約に支障をきたすため当日の時間延長は基本的にお受けしておりませんが、ご希望の場合のみ10分毎1,100円で対応いたします。
■キャンセル料は3,300円(税込)で当日の場合だけ発生します。前日までにご連絡いただければかかりません。無断キャンセルにつきましてはカウンセリング料金全額を請求いたします。
■料金のお支払方法は予約時の返信メールもしくは料金ページに記載しております。
カウンセリングを受けるまでの流れ
- 予約フォームに必要事項を入力して送信
- メールにて予約日時の調整
- 料金のお支払(対面の場合は現地にて現金払も可)
- 予約日時にカウンセリングを受ける
カウンセリングルーム概要
対応可能時間 … 10:00~22:00(土、日、祝日も営業中、時間外の予約対応可)
お申込みの際によくいただくご質問
初めて受けてみようと思うのですが「カウンセリング」というのは具体的に何をするのでしょうか?
実際におこなうのはカウンセラーとの対話です。対面の場合は大阪にあるカウンセリングルームで、オンラインの場合は電話越しで話をします。
今悩んでいることや聞きたいことを思いつくまま話していただく形でも、カウンセラーからの質問に沿って話していただく形でも大丈夫です。事前に話す内容をまとめておいていただくとスムーズに進みます。
カウンセリングは一般常識や法律、倫理観で善悪を判断するものではありませんので、世間では許されないであろうと思うことでも自由にお話しいただけます。話すのが苦手な人でも話しやすいように進めていきますのでご安心ください。
初回は話をお聴きする時間が長くなりますが、一緒に考えながら克服につながる具体的なアドバイスもおこないます。
⇒カウンセリングについて詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください
カウンセリングは継続しないといけないのでしょうか?
継続するかどうかは自由に決めていただくことができます。1回だけでも問題はありません。
逆にカウンセリングを受けることが抑止力になるから、一定の期間ごとに受けて改善していきたいというご要望もあります。
ただ、風俗通いや浮気が妻に見つかってカウンセリングを受けることになった場合は、信頼回復だけでなく奥様の不安緩和のために継続していただく方が良いです。
1回受けて話しただけでも「楽になった」と感想をいただくことがほとんどなので、抱え込んでいるものを吐き出す、整理する意味でも効果が見込めます。
カウンセリングを受けることで「カウンセリングまで受けて直そうとしている」という認識が生まれ、性的な問題行動が止まりやすくなる効果もあります。
性依存症のレベルではないと思うのですがカウンセリングを受けることは可能でしょうか?
カウンセリングを受けていただくことは可能です。早めに対応したほうが改善するまでの期間が短くなりやすいのもあります。
性依存症ではなかったとしても問題が起こっているのであれば解決していく必要はあるでしょう。
やめたいのにやめられず悩んでおられるのであれば、どうすればやめられるかを一緒に考えながらサポートいたします。
性依存症に該当するかどうか、カウンセラーの見解を聞きたいということでカウンセリングを受ける方もおられます。
個人情報は守ってもらえるのでしょうか?
性依存症のご相談はセンシティブな内容になりますので不安を感じる方は多いです。
個人情報の取り扱いにつきましては、公認心理師法第41条「秘密保持義務」に従い誠実に対応いたします。
どうしても不安なようでしたら偽名でカウンセリングを受けていただくことも可能です。
性犯罪の場合は検察庁から本当にカウンセリングを受けているかどうかの確認があったり、裁判所に提出する情報提供書の作成が必要となったりすることから、本名、生年月日等、必要な情報は教えていただきます。
性依存症が克服できるまでの流れ
性依存症を克服していくために必要なステップは以下の通りです。
- 自力での克服が無理だと気付く
- 専門家のアドバイスに従う
- 自分のことを話して自分自身に対する理解を深める
- 否認していた問題に気付く
- 問題を改善するために行動を起こす
- 習慣化するまで行動を継続させる
初めてのときは「これだけ反省したんだから次は絶対やらない」と思ってしまうので、「自力では克服できない」と気付くのはたいてい2回以上同じ過ちを繰り返してからになります。
しかし、2回も同じ過ちを繰り返すと夫婦関係が破綻したり、職を失ったりするだけでなく、周囲の人の信用を完全に失うことにもなりかねません。
取り返しのつかない事態に陥ってしまった方を何人も見てきていますので、問題を起こした最初の段階で相談していただきたいといつも思っています。
現在引き起こされている問題行動の根底には、問題行動を引き起こしてしまう日々の習慣があるため、根本的な克服には時間をかけながら習慣を変えることが必要です。
依存症から抜け出すと今まで依存していたことに対してやる意味を見出せなくなり、考えることはあってもやろうとは思わなくなります。
性依存症でお悩みの方へ
性依存症の克服には過酷な誘惑との闘いがあります。
何度も何度も「またやりたい」と思いながらも我慢することの繰り返し。
本当につらくて耐えきれない気持ちになりますが、カウンセリングで話していく中で改善へと向かうのです。
私自身も依存体質で依存症から抜け出すことの大変さは痛感しておりますので、誘惑との闘いから抜け出して改善できるまでサポートさせていただきたいと思っております。