里 昭範 様 ≪ プロフィール ≫
『レクリエーター』 ~自然と人のコミュニケーション空間~『愉の里』代表
専門学校講師(大阪スクールオブミュージック専門学校・名古屋コミュニケーションアート専門学校)
あんま指圧マッサージ師 カウンセラー
『レクリエーター』・・・人は「愉しむこと」で自分らしく生き生きとでき、また自己の様々な能力が開花向上し、自然治癒力も自ずと上がる様に思う。一人一人が「精神的、身体的、霊的」に、より愉しむ為のサポートや提案を「授業(ワークショップ)、ボディワーク、カウンセリング、各種イベントetc」を通して行っている。
https://ameblo.jp/you-no-sato/
自分とのコミュニケーションの乱れ
― 現在、コミュニケーションが苦手な人が増えている背景には何があるのでしょうか?
少子化、コンピューターの目覚しい発達などの要因も考えられますが、その他の原因として、「自己犠牲」が美徳という日本人独自の発想があるのかも知れません。つまり、自己を我慢し抑え過ぎることで(多少ならよいとは思いますが)自分とのコミュニケーションが乱れ、そこから他者とのコミュニケーションのトラブルに発展し、苦手意識を作り出している様にも感じるのです。
お金中心の社会
― 職場でのストレスの原因は何だと思われますか?
一つ考えられるのは、あまりにも「お金」を得る事が中心になり過ぎている様に思います。個人も企業も「お金」を得ることだけが目的になり過ぎている。その為だったら、嫌な仕事を我慢してやる事、他人を騙す事、誰かを蹴落とす事なども一つの手段だと考える様になった。しかし、それは、我々の本来の心地よさとは相反するものであり、自分らしさとはかけ離れたものではないでしょうか。ゆえに多大なストレス社会になっている様に思うのです。
一人一人の心がHAPPYになること
― 里さんは今この問題を解決するためにどのようなことをお考えですか?
私は、先のプロフィールに書かせて頂いた様に『レクリエーター』(勝手に私が創りました)として、その人がその人らしくある、そんなきっかけ創りを色んな角度から提案させて頂いています。例えば、リラックスすることにより「自分らしく」あれる。マッサージで身体の緊張を解したり、カウンセリングで心の不安や緊張を和らげたり。もっと言えば、自然のリズムを取り戻す事。土や草や太陽など自然と触れ合う事により我々の従来の自分らしさ、人間らしさのリズムに帰る事が出来る。ゆえに、作物を育てたり、星を眺めたり、風を感じたり・・・そんな時間を大切に出来る提案を行っていく予定です。 活動拠点を都会から田舎に移動し、1/3くらいの自給自足やセルフビルドの家作りなど、自分たちで作りあげることを大切にした活動を多勢の人達と共にやっていく。そんな事を2011年より徐々に始めています。
「お金」の大切さと共に、我々人間の根底にある(私はそう思っているのですが)優しさや強さや思いやりや絆など、大切なのは「お金」だけじゃないと言う事を思い出してもらいたい。そして、一人一人の心が平和になれば、全体もまた平和になるはず。ストレスも軽減されていくと思っています。
自信を取り戻す事
― 解決するために何をすれば良いのでしょうか?
自信を取り戻す事が大切だと思います。なぜこんなにも「お金」が中心になりすぎたのか。恐らく「お金」さえあれば何でも購入して手に入れる事が出来る、という誰かが作った幻想により「お金」に対する大きな『依存』が出来上がった。しかし、我々人間の能力や可能性は無限です。「この手で、この身体で」色々な事が出来る・・・という事を思い出し、そして経験する。そんな事が大切だと考えています。例えば、「買う」という独占された選択肢から「創る」という選択肢を増やしてみる。「自動」という選択肢から「手動」という選択肢に戻してみる。そうして「自らの力で出来た」という自信を取り戻せば、色んなものを作り出していける。それは喜びと共に、きっと生きる力になっていくはず。
我々は完璧です
先日自身のブログでこんな事を書かせてもらいました。今の私の思いです。 現在、兵庫県川西市を基盤に活動を行っております。もし私の活動にご興味がある方やお手伝い頂ける方はお気軽にご連絡下さいませ。一緒に愉しみましょう。 みんながより愉しみ、より幸せになります様に。
お金がなくても、地位権力がなくても、勇気がなくても、 友達がいなくても、行動できなくても、夢をあきらめても・・・
今のあなたは『完璧』です。不足のものは何もない。 その事が知りたくて、その事を感じたくて 『ない』から始める。『ない』を経験する。
そろそろ、『ある』から始めてみよう。 全てのものがそこにある。全てのものを持っている。
あなたは、あなたのそのままで素晴らしい。 生きてるだけで素晴らしい。
最近ホントそう思う。 ありがとう~♪
どうもありがとうございました。
里さん、本日はお忙しい中、貴重なお時間をとっていただきありがとうございました。
取材日時:2012年12月9日