カウンセリングについて
カウンセリングとは?
カウンセリングは一言で言うとあなたが問題解決をして自立するためのサポートをおこなうものです。
カウンセリングを受ければカウンセラーが自分に代わって問題解決をしてくれるというイメージを持っている方もおられますが、そういうものではありません。
問題解決に取り組むあなたと一緒に考えて、解決するための方向性を見出したり、行動する量やタイミング等に関する適切なアドバイスをして、あなたが迷わずに解決に向かえるように道案内をするようなものです。
このようなカウンセリングの性質から1回で完結することは少なく、回数を重ねて気付きを得ながら改善していく形になることが多いです。ただ、本当に症状が軽く自分で話している中で気付きを得て自己解決される方、もしくは、1回のカウンセリングでのアドバイスで行動に移して継続することができる方であれば、カウンセリングを1回受けるだけで克服されたというケースもあります。
カウンセリングに対する間違ったイメージ
カウンセリングはまだまだ認知度が低く一般化されていないため、間違ったイメージを持っておられる方が多いです。あなたも以下のようなイメージをお持ちではないでしょうか?
カウンセリングは重度の精神病になった人が受けるものである
「カウンセリングは重度の精神病の人が受けるものだから私が受けるものではない。」と思ってカウンセリングを敬遠されてしまう方がおられます。カウンセリングを受けるとなると偏見の目で見られるのはこういう間違ったイメージがある影響です。現実にカウンセリングを受けられる方が重度の精神病かというとそうではありませんし、逆にそういった方の場合カウンセリングでは対処できず病院への通院を促すことになります。カウンセリングを受けられる方は軽度の症状の方が多く、最近では自分の心のメンテナンスのために受ける方も出てきています。
カウンセリングは話を聴いてくれるだけのものである
カウンセリングというととにかく話を聴いてもらえるというイメージはあると思います。それと同時に、話を聴いてくれるだけで終わるというイメージを持っておられる方もおられます。実際に話を聴くだけのカウンセラーもいますし、最近では電話で愚痴を聞くだけのサービスも人気があるようです。しかし、カウンセリングは相談者の問題を解決できるようにサポートするものですから、聴くだけではどうしても難しくアドバイスをせざるをえないのです。
カウンセリングは癒してくれるものである
カウンセリングを受けることによって、誰にも話せなかったことを自分のペースで話せてスッキリしたり、カウンセラーが一緒に問題解決に取り組んでくれるという安心感が得られたり、話している中で頭の中が整理されていくという効果はあります。
しかし、カウンセリングはあなたを癒すものではなく、問題解決のサポートをするものです。
ですから、時には抵抗を感じることをわざとやっていただくこともあります。これらは問題を解決するために避けては通れないことです。それをどうすれば負担が少なく効果的にできるかを一緒に考えてアドバイスするのがカウンセリングです。
カウンセリングはすぐに有益なアドバイスをくれるものである
カウンセリングを受ければすぐに解決策をアドバイスしてくれると思っている方もおられます。しかし、実際の一般的なカウンセリングでは、1回目は話を聴くだけで有益なアドバイスをしないことが多いです。それは、的外れなアドバイスをしてしまわないため、もしくは、カウンセラーが何をアドバイスして良いか思いつかないからです。
私自身もカウンセリングで話したいこともちゃんと話せていない状態で初回にいきなりアドバイスをいただいた経験があったのですが、「この人本当に私のことを分かってアドバイスしてくれているのかな?」という疑問がわいて素直に聞き入れることができませんでした。本当に相手のことや状態を把握しない限り有益なアドバイスをするのは難しいものです。
ただ、私はどんな症状でも扱う一般のカウンセラーとは違って、対人恐怖症等に特化したカウンセリングをおこなっておりますので、範囲がせまい分的外れになりづらい特徴があります。ですので、1回目であってもしっかりお話を伺いながらアドバイスをさせていただいております。
※カウンセリングについてもっと知りたいという方は以下を参考にしてください。
カウンセリングと薬
カウンセリングと本
カウンセラーの選び方
カウンセリングを受けることへの抵抗
カウンセリングを受けることに抵抗を感じるのは自然なことです。
カウンセリングを受けるにあたって、
- 自分の悩みを1人で解決できない弱い人間だと認めることになる
- 対人恐怖症だと認めることになる
- 見ず知らずの他人に自分の心の内をさらけ出さなければならない
- 本当に克服できるのかどうかという不安
- カウンセラーの人間性に対する不安
- うまく話せないかもしれない
- つらい過去や今の自分と向き合わなければならない
- 理解してもらえないかもしれない
- 逆効果になって悪化してしまうかもしれない
というようなことを感じるからです。
特に「理解してもらえないかもしれない」という不安は大きいと思います。普段から自分だけで抱え込んでいたり、家族や友達に話しても理解してもらえずに心無い言葉を掛けられている中で、勇気を振り絞って話したカウンセラーにも理解してもらえず、逆に「そんな考え方をしているからダメなんですよ。」「これくらいのこともできないんですか?」などと上から目線で説教されたりなんかしたら耐えられないほどつらいですからね。
初めてのカウンセリングでは
「うまく話せるかどうか分からない」「何から話して良いのか分からない」といった不安を感じるものですが、あなたが話したいことや話せそうなことから話し始めていただいく形で大丈夫です。また、「こんなこと話しても大丈夫かな」と気を遣う必要もありません。ありのままのあなたで思いつくことから話してください。もし、どうしても不安が強い場合は、事前に話す内容をメモにまとめて、それを読んでいただく形でも大丈夫です。
カウンセリングを受けるペースは
最初は1週間に1回のペースで受けて、何をすれば良いか分かってきた頃から2週間に1回のペースに変更して受けられる方が多いです。金銭的にも時間的にも無理なく続けていただけるペースを相談の上、設定していただきます。
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